住宅ローンは、本人が居住するために低金利で借り入れができるという特徴があり、基本的には「一世帯当たり1件」と定められています。
ただし、条件によっては2軒目のローン、いわゆる「ダブルローン」を組むことが可能です。
早速見ていきましょう。
1.お住み替えの場合
一世帯1件の原則に照らし合わせると、お買い換えで新しい家に転居される場合にはお住いの売却が完了しなければ新しい住宅ローンは組めません。
となると、居住中の物件がいつ売れるかわからない状態では新居の購入ができないということになってしまいます。
ですが、自宅の売却が成立したタイミングで、同時に購入したい物件が決まるとは限りません。これでは生活に支障が出てしまいます。
ということで、金融機関によっては期間限定でダブルローンを組むことを認めてくれる場合がございます。
期間は新居購入の半年後まで、などのケースがあるものの、統一されてはいないため、ご相談されるのが良いと思います。
2.親族用、セカンドハウス用に組む場合
金融機関によっては、「親族居住用住宅ローン」や「セカンドハウスローン」を取り扱っています。こちらについては、お借入れされる方の返済能力だけでなく不動産自体の価値を重要視して審査がなされることが多いです。
つまり、投資用のローンに近い感覚なのです。
さて、これをお客様のケースに当てはめると、「都内のマンションと湘南の一戸建てを往復」して生活するということなので、上記どちらの条件にも当てはまっていません。ご質問への回答としては、新しく購入される物件で住宅ローンを組むことは非常に難しいと考えられます。
一世帯1件の原則ですから、2軒分の住宅ローンをまとめて1件とすることも残念ながらできません。
■あわせて知りたい!
——————————————
住宅ローンと密接にかかわる税制優遇が、「住宅ローン減税」です。
適用の条件に「自己の居住の用に供するものであること」と明言されています。要するに「自分が住む物件」についてのみ適用されますので、2軒目の住宅ローンが組めた場合でも、主要な生活拠点である方の物件にしか適用されません。どちらの物件で優遇を受けるべきか、不動産業者の担当者に相談してみるのもオススメです。
(2021年7月時点の情報です。)
ただし、条件によっては2軒目のローン、いわゆる「ダブルローン」を組むことが可能です。
早速見ていきましょう。
1.お住み替えの場合
一世帯1件の原則に照らし合わせると、お買い換えで新しい家に転居される場合にはお住いの売却が完了しなければ新しい住宅ローンは組めません。
となると、居住中の物件がいつ売れるかわからない状態では新居の購入ができないということになってしまいます。
ですが、自宅の売却が成立したタイミングで、同時に購入したい物件が決まるとは限りません。これでは生活に支障が出てしまいます。
ということで、金融機関によっては期間限定でダブルローンを組むことを認めてくれる場合がございます。
期間は新居購入の半年後まで、などのケースがあるものの、統一されてはいないため、ご相談されるのが良いと思います。
2.親族用、セカンドハウス用に組む場合
金融機関によっては、「親族居住用住宅ローン」や「セカンドハウスローン」を取り扱っています。こちらについては、お借入れされる方の返済能力だけでなく不動産自体の価値を重要視して審査がなされることが多いです。
つまり、投資用のローンに近い感覚なのです。
さて、これをお客様のケースに当てはめると、「都内のマンションと湘南の一戸建てを往復」して生活するということなので、上記どちらの条件にも当てはまっていません。ご質問への回答としては、新しく購入される物件で住宅ローンを組むことは非常に難しいと考えられます。
一世帯1件の原則ですから、2軒分の住宅ローンをまとめて1件とすることも残念ながらできません。
■あわせて知りたい!
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住宅ローンと密接にかかわる税制優遇が、「住宅ローン減税」です。
適用の条件に「自己の居住の用に供するものであること」と明言されています。要するに「自分が住む物件」についてのみ適用されますので、2軒目の住宅ローンが組めた場合でも、主要な生活拠点である方の物件にしか適用されません。どちらの物件で優遇を受けるべきか、不動産業者の担当者に相談してみるのもオススメです。
(2021年7月時点の情報です。)
いまは都内でマンションに住んでいます。これからは湘南方面に庭つきの一戸建てを新たに買って、仕事に合わせて往復しながら住もうと考えています。
1軒めで住宅ローンを組んだら2軒めは組めないと言われたのですが本当でしょうか。また可能だった場合はどうやって買えばいいのでしょうか。住宅ローンはひとつにまとめることは可能でしょうか