湘南の海沿い。憧れますね!
海沿いの住宅の場合、やはり懸念されるのは津波。万が一起ってしまった場合、これだけは避けられません。
東日本大震災で到達した津波の高さは最高到達点で40.5mです。仮に同じ規模の津波が来た場合をチェックしてみてください。こちらのサイトで海抜をチェックできます。
鎌倉や七里ガ浜のように起伏のあるエリアであればオーシャンビューのロケーションで海抜40.5mを確保できますが、辻堂エリアでは国道1号線より北。海抜40mを確保するのであれば湘南ライフタウン近辺まで行かないと津波からの完全な安心は得られません。とはいえ、そこまで奥に行くとオーシャンビューはおろか海まで徒歩圏内は不可能です。
山に行けば山なりの地震のリスク (土砂災害や地滑りなど) が高まります。どこに住めば安心かという答えはありません。実際に東日本大震災の際、倒壊しなかったRC造の海岸沿いの戸建てもあれば福島の原発のようにRC部分が流されてしまうなんていうケースもあります。
地震保険というリスクヘッジはありますが、現在の地震保険の内容で100%の原状回復は難しいです。
3.11直後は海岸沿いの地価が下がり国道1号線より北に人気が集中しましたが、現在は元に戻り、海沿いが人気を取り戻しています。
リスクと生活スタイルのバランスはその世帯ごとに考えかたが違いますので、思い描く湘南ライフとそのリスクをご家族でよくご相談されてください。
生まれも育ちも茅ヶ崎です。休みの日は辻堂海岸でサーフィンを楽しんでます。TUBEやサザンオールスターズも好きなので、辻堂海岸沿いに戸建を立てて引き続き湘南ライフを満喫したいと考えています。
ですが、東海地震が発生したら津波に流されてしまうのではないかと心配でしかたありません。正直この地で不動産購入するべきかどうかいま一歩踏み出せないのが現状です。実際のところはどうなのでしょうか。教えてください。