menu

YOKOHAMA.STYLE 「横浜に住みたい」をトータルサポート
横浜スタイル

不動産ナレッジベース

耐震構造・免震構造・制振構造、どちらが地震に強い?

男性

戸建住宅の購入を検討しています。現在5階建の賃貸マンションに住んでいますが、先日震度5の地震があった際は妻も子どもも震えて泣き出すくらい取り乱していました。ですのでできる限り地震に強い家に住みたいと考えてます。


インターネットを見ていると制震・免震・耐震などありますが、戸建物件を購入する場合はどういったものを選べばよろしいでしょうか。

no image
平井 貴章

耐震構造

建物の堅さと強さで地震に抵抗します。


  • 地震の規模によっては主架構 (柱・梁・壁) に損傷を生じます。

  • 大地震のときには建物全体にわたり損傷の程度を調査し、可能な限り修復を行うことになります。

  • 建物の揺れはほかの構造に比べて大きくなります。

  • グレードに応じた経済的なコスト設定が可能です。

  • コストを抑えるにはバランスよく壁などを配置することが重要です。



制振構造

建物内に配置した制振部材 (ダンパー) で地震エネルギーを吸収します。


  • ダンパーが地震エネルギーを吸収し、建物重量を支える主架構の損傷を抑えます。大地震に主架構の損傷をゼロにすることも可能です。

  • 大地震後にも基本的にダンパーの交換は不要です。ただし損傷程度を調査し、万一性能の低下したものは補修・交換することで地震前の状況に戻すことが可能です。

  • 耐震構造に比べ風揺れや地震時の揺れを小さく抑えることができます。

  • 耐震構造に比べ、ダンパーの効果により建物の層間変形は小さくなります。

  • 建設費に占めるダンパー費用の比率は小さく、経済的に高い耐震性能が得られます。

  • ダンパーを適切に配置できる平面計画が重要です。



免震構造

アイソレータで浮かせ、ダンパーで地震エネルギーを吸収します。


  • 免震層のダンパーで地震エネルギーを吸収し、建物に損傷を与えません。

  • 大地震後にも基本的にダンパーの交換は不要です。ただし損傷程度を調査し、万一性能が低下したものは補修・交換することで地震前の状態に戻すことができます。

  • 耐震・制振構造に比べ建物の揺れは小さくなります。

  • 免震層は数十cmの変形に追随することが必要ですが、駐車場などに利用可能です。

  • 耐震・制振構造に比べ建物の層間変形は小さくなります。

  • 初期設定費はやや高めとなりますが、高い耐震グレードを達成するにはほかの構造により経済的です。

  • 自由度の高い建築計画が可能です。




住宅の建築費用を抑えるには耐震構造が比較的抑えられます。いまの住宅ですと耐震構造の住宅に制振ダンパーを取りつける住宅も増えています。


地震に対していちばん重要なのは、構造というよりも住宅を建てる土の固さです。 地盤が軟らかければ高額な費用投資をして免震構造にしても建物の揺れは大きくなります。また、建物の損傷も大きくなります。地盤が固ければ耐震構造でも建物の揺れ・損傷は少なく済みます。


耐震構造・免震構造・制振構造を選択される際は、敷地の地盤情報やご予算により選択することをお勧めします。