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消費税が上る前に不動産を買うのがいいの?

女性
消費税が2014年4月から8%に上がり、2019年にも10%に上がると言われていますが、不動産を買うタイミングは消費税が上がる前がよいでしょうか?
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一戸 良介
これは消費税がいままで上がったときを見れば分かります。1997年4月1日に消費税は3%から5%に上がりました。このとき、増税前の駆け込み需要と3月期の決算による駆け込み需要が増しましたが、新築住宅の価格は実は上がりも下がりもしていません。これは不動産を仕入れて土地を造成し、建物を作る建材を入荷し、ということが前年もしくは前々年に行われ、原価が確定しているが故に価格の変動を行うことの必然性がなかったことが挙げられます。
不動産を事業としてとらえた場合利益確保は必要なことですから、すでに決算前の時点で企業は値下げをして年内に売り抜きたい思惑があったためにその前に価格調整は終わっていました。

一方で中古住宅ですが、これも同様に変化はありませんでした。まず中古住宅の価格決定に重要な要素として及ぼすのは市場よりももともと持っていた方の住宅ローンの残債です。
例えば、相場が2,000万円のマンションがあったとき、もともと持っていた売主さんの住宅ローン残債が2,200万円だった場合不動産売却価格は2,200万円を切ることはできません。誰も借金の抵当権が残っている不動産を買う人はいないからです。そういう観点から見た場合、消費税が必ずしも不動産価格に影響をおよぼす割合は少ないと思われます。

最後に「消費税が上る前に不動産を買うのがいいの?」という質問への回答ですが、私も15年以上不動産業界にいますが、投資用以外で居住用不動産を損得で買う人はいませんでした。
人が居住用住宅を買う理由は
・結婚
・出産
・進学
というように家庭環境の変化がすべてです。
そのタイミングであれば買う判断は間違っていませんが、増税で値段が上下することを念頭買うような判断をすると将来の家庭環境の変化に対応できません。
まずは、そういった観点から見つめなおされるのがよいと思われます。

※本回答は2014年1月現在の情報をもとにしています。