中古戸建の登記費用は、登記に係る税金と登記手続きを行う司法書士の報酬額の総額で形成されています。
税金は不動産の評価額や住宅ローンの融資金額によって異なります。司法書士の報酬額も司法書士によっても登記の種類によっても異なりますが、高くても15~20万円というのが一般的な相場です。
木造の中古戸建の登記は築年数によっては注意が必要です。築20年以内で居住用として利用する建物の場合税金部分の減税措置が受けられることがあります。逆を言いますと築20年を超える木造戸建は登記費用が高くなってしまいます。
中古戸建では所有権移転登記と住宅ローンの抵当権設定登記を行う必要があります。抵当権設定登記では、例えば3,680万円の抵当権を設定した場合147,200円の税金が掛かります。これが減税措置後は36,800円になります (執筆当時。最新状況は必ずご確認ください) 。
所有権移転登記も減税の対象ですが、不動産の評価額によって金額も大きく変わってきますので物件によって不動産会社へ確認することをお勧めします。
登記費用を考えるときは築年数が重要です。
ただいま不動産会社さんと一緒に不動産探しを行っているところです。まだはっきりと決めたわけではないですが「ほぼこれ」というものまで固まっています。そこでいろいろな諸経費がどのように掛かるのか調べている最中なのですが、不動産登記に関してかかる費用がいまいち分かりません。これを教えてください。
なお、その物件は3,680万円で売り出している中古の一戸建です。