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横浜の保育園事情まとめ〜横浜市で保育園に入りやすいエリアは?

横浜で住まい探しをする、子育て中や今後子育てを予定される皆さんにとって、保育園事情は気になるところではないでしょうか。ここでは、横浜市の保育園事情と保育園に入りやすい区についてご紹介します。

横浜市全体の保育園事情は?

横浜市全体では、2025年4月1日時点において12年ぶりに「待機児童ゼロ」を達成しました。2020年以降、市全体での待機児童数は右肩下がりとなっており、以前に比べて保育園に入りやすくなっているといえるでしょう。
ただし、何らかの事情で保育園に入所できていない「保留児童」は、同日時点で1,511人います。これも過去最少となっていますが、2021年以降はほぼ横ばい状態。市全体では減少トレンドと見られるものの、駅前や子育て世代に人気のエリアでは、保留児童が集中している地域もあるため注意が必要です。

【2025年7月現在】横浜市で保育園に入りやすい区TOP3

2025年7月現在の横浜市「保育所等入所状況」をもとに、横浜市で保育園に入りやすい区をランキング形式でご紹介しましょう。ここでは、各区の「受入可能数合計÷保育園の定員数合計」を計算し、数値の低い(受入可能な空きの割合が高い)区を「保育園に入りやすい区」としています。
  1. (1)西区
西区は、2025年4月1日現在の就学前児童数が全区の中で最も少なくなっています。横浜駅周辺やみなとみらいなどの都心部を抱えることから、ファミリー層の比率が少ないと考えられます。子どもが少ない割に、保育園の定員数は他区とそれほど変わらないため、比較的定員に空きが見られる状況です。ただし、0歳児・1歳児に関してはほとんど余裕がないので、出産から間もないお子さんがいる場合は注意が必要でしょう。
  1. (2)神奈川区
東神奈川駅や子安駅などのある神奈川区は、2025年4月1日時点の就学前児童数が約9,300人と、全区でも6番目に多くなっています。一方、保育園の定員数も全区で4番目の多さとなっており、必要数に対して十分な定員数を確保しているのがポイントです。そのため、0歳児・1歳児を含む全年代を通じて、比較的保育園に入りやすい区となっています。
  1. (3)保土ケ谷区
保土ケ谷区も、就学前児童数と保育園の定員数のバランスが整っている区のひとつで、2歳児以上の空き状況には比較的余裕があります。しかし、0歳児・1歳に関しては定員に達している保育園も少なくありません。また、原則2歳児までが通う小規模保育園についても、ほぼ満員に近い状況にあります。(2025年7月現在)

横浜市で保育園に入れる確率をアップするための方法

2025年4月1日現在で待機児童ゼロを達成した横浜市ですが、保育園に入れない保留児童がいるのも事実です。横浜市に引っ越したとき、保育園に入れる可能性を高めるにはどのような方法が有効なのでしょうか。
  1. ・エリアを広げて考える
乗り換え駅の近くや子育てに人気のエリア周辺など、特定の箇所に保育園の入所希望が集中する傾向にあります。例えば、保育園の空きが全区で最も少ない南区でも、京急線南太田駅や地下鉄ブルーライン吉野町駅・蒔田駅周辺では、定員割れの保育園が見受けられます。同じ区内の別エリアや、通勤ルート上のエリアも検討に入れることで、保育園に入所できる可能性は高まるでしょう。
  1. ・人気の園以外も複数応募する
同じエリアであっても、通勤時に立ち寄りやすい駅近の保育園などは、人気が集中しがちです。利便性を重視するからといって、こうした人気の保育園にばかり応募していると、たとえ入園の優先度が高いランクの人であっても入園できないかもしれません。どうしても保育園に預けたいのであれば、前年度の保育園ごとの応募状況などを確認し、倍率が比較的落ち着いている保育園も含めて複数応募することが重要です。

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