住宅ローンは、変動金利、固定金利、固定金利選択型の3つのタイプに分けられます
住宅ローンの金利の選択は、その後の人生設計に合わせて考えるのが吉。自分がどうやってその家に住むのかを考えて住宅ローンの組み方を考えましょう。
変動金利とは?
読んで字のごとく金利が常に変動する住宅ローン金利になります。
一年間に2回金利を銀行が見直して、その度に変動に合わせて、支払額を変更します。
ただし、五年間は支払いの総額は変えず、利息分と元金分の割合を変更するに止めます。
変動金利と言いながら、結局支払いまでは変動しません。
ただし、五年後に支払額を見直しますから、いきなり返済額が上がったり下がったりする可能性もあります。
これは、今後の経済情勢によってどんどん変化するので、このまま低金利を維持するかもしれませんし、これから上がっていくかもしれません。
超長期固定金利とは?
住宅ローンの借入の期間中すべての金利を一定に保って支払いを続ける金利です。
上記の変動金利とは真逆の金利になります。
その後住宅ローン返済中に、金利が上昇したとしても、借入当初の金利のままなので、常に返済額が一定なので、生活の見通しも立てやすいです。ただし、変動金利が超長期固定金利を上回らない限り、総支払額は変動金利に比べて大きくなります。
金利による総支払額というのは影響も多く、0.5%ちがうだけで、総支払額は数百万円の差が出て来る可能性があるので、どの金利でも同じですが、選び方はみなさん悩まれます。
固定金利選択型とは?
住宅ローンの基本型は変動金利と言われていますが、ある一定の指定する期間(2年、5年、7年、10年など)の金利を固定する住宅ローンです。
変動金利、超長期固定金利との棲み分けは難しいと思われがちですが、住宅ローンの返済期間は非常に長いため、例えば、お子様の進学などで、この期間は、どんな経済情勢でも一定の支払額におさめておきたいなど、その時時の生活に合わせて、選択されることの多い住宅ローンです。
ただし、この固定金利返済期間が終了すると変動金利支払いに変更になりますので、そのタイミングでの金利上昇リスクには十分配慮しなければなりません(金融機関によっては再度固定金利選択型を選択できるケースもありますが、手数料がかかるなど負担も伴います)
ローンの選び方は?
住宅購入後すぐの返済負担を減らしたい場合は、変動金利を選び、
一度買った住宅に住み続けるような方は家賃感覚のイメージを持ちやすい超長期固定金利を選び、数年後に売却を検討して住宅に住む場合は、その売却予定のタイミングに合わせた固定金利選択型を選ぶのが良いと思います。