横浜市は市域が広く、区や沿線によって街のカラーが大きく異なります。ここでは、横浜市への引っ越しを考えている方へ向けて、一人暮らしとファミリーが住みやすい街を3つずつご紹介しましょう。

【一人暮らしにおすすめ】横浜で住みやすい街3選

まずは、一人暮らしの方が住みやすい横浜の街を3つご紹介します。どの街も交通アクセスが良く、飲食店やスーパーなどの商業施設が充実しているのが魅力です。利便性の高い街に住めば、日々の生活が充実するでしょう。

・　一人暮らしにおすすめの街①日吉（港北区）

「日吉」は、慶應義塾大学日吉キャンパスの最寄り駅として知られます。東急東横線、東急目黒線、市営地下鉄グリーンラインの乗り換え駅であり、2023年の東急新横浜線開通によって新横浜方面へも直通で行けるようになりました。周辺は有数の学生街ということもあり、一人暮らし向けの賃貸住宅や飲食店などが充実しています。駅直結の商業施設「日吉東急アベニュー」、西口に広がる5つの商店街など、チェーン店から個性的な路面店までひととおりそろっているので、毎日飽きることなく買い物を楽しめるでしょう。

・　一人暮らしにおすすめの街②鶴見（鶴見区）

JR京浜東北線・鶴見線の乗り換え駅である「鶴見」周辺も一人暮らしに人気です。京浜東北線を使えば川崎駅まで1駅で行けるほか、東京駅・品川駅・横浜駅などへも一本でアクセスできます。東口には京急線が通っており、都内や横浜中心部まで2ルートで行けるのも便利です。駅ビル「CIAL（シァル）鶴見」や「西友鶴見店」といった大型商業施設やスーパーマーケットなども充実しており、日常的な買い物は困りません。京浜東北線沿線の他の駅に比べると家賃相場がリーズナブルなので、利便性の高さと家賃のバランスを重視する若い方にもおすすめです。

・　一人暮らしにおすすめの街③桜木町（中区）

一人暮らしで横浜暮らしを満喫したいのであれば「桜木町」がおすすめです。JR京浜東北・根岸線、市営地下鉄ブルーラインの乗り換え駅であり、東口側はみなとみらい地区の玄関口にもなっています。横浜駅まで1駅、東京駅や品川駅へも直接アクセスできるほか、市営地下鉄を使えば市内各地への移動もスムーズです。駅前には数多くの飲食店が立ち並び、徒歩圏内に「コレットマーレ」「マークイズみなとみらい」などの大型商業施設も充実しています。周辺は観光地なので土日は混雑しますが、港町・横浜の雰囲気を満喫したい方にはうってつけのエリアといえるでしょう。

【ファミリーにおすすめ】横浜で住みやすい街3選

続いて、子どもとの暮らしにおすすめの横浜の街を3つご紹介します。いずれの街も利便性と環境の良さがそろっていて、子育て支援施設も充実しているのが魅力です。

・　ファミリーにおすすめの街①青葉台（青葉区）

「青葉台」は、東急田園都市線の青葉台駅周辺に広がる青葉区の中心地です。駅直結の「青葉台東急スクエア」をはじめ、商業施設やスーパーが充実しており、忙しい共働きの子育て世代にとっても住みやすい環境。利便性が高いエリアながら、駅から少し離れれば団地や戸建てを中心とした閑静な住宅街が広がっていて、のびのびと子育てができます。周辺は教育熱心なファミリー層が集う地域としても知られ、小中学生向けの進学塾や子どもも通えるスポーツクラブなどがそろっているのもうれしいポイントです。

・　ファミリーにおすすめの街②戸塚（戸塚区）

JR東海道線・横須賀線と市営地下鉄ブルーラインの乗り換え駅「戸塚」も、ファミリーにとって住みやすい街です。駅には東口・西口がありますが、東口側には「戸塚モディ」、西口側には「東急プラザ戸塚」「トツカーナモール」とそれぞれに大型商業施設が整備されており、便利な街並みが形成されています。特に西口側は再開発が進み、戸塚区役所も駅前に移転してきました。区役所併設の「とつかの子育て応援ルームとことこ」では、区役所利用時の一時預かりを利用できるなど、子育てファミリーにうれしい施設やサービスが整っているのも魅力です。

・　ファミリーにおすすめの街③センター北（都筑区）

港北ニュータウンの中心地である、市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北」もファミリーにおすすめの街です。駅周辺は歩車分離のきれいな景観が整備されており、小さなお子さんを連れていても安心して歩けます。駅周辺には「モザイクモール港北」「ノースポートモール」「ショッピングタウンあいたい」「プレミアヨコハマ」などの商業施設も充実しているので、普段の買い物には困りません。また、「ショッピングあいたい」内にある子育て支援施設「ポポラ」には、子ども向けの遊び場や子育て世代同士の交流スペースなどが完備されています。